念一叨

異邦人
{Verse 1}

子供達が空に向かい両手を広げ
鳥や雲や夢までも 掴[つか]もう/としている
其の姿は 昨日までの何も知らない私
貴方に 此の指が届くと信じていた

{Hook 1}

空と大地が 触れ合う彼方
過去からの旅人を 呼んでる道

貴方にとって私 徒[ただ]の通りすがり
ちょっと振り向いて見ただけの 異邦人

{Verse 2}

市場へ行く人の波に 身体を預け
石畳の街角を ゆらゆらと彷徨う
祈りの声 蹄[ひづめ]の音 歌う様な騒めき
私を置き去りに 過ぎてゆく白い朝

{Hook 2}

時間旅行が心の傷を
何故か知ら/埋[う]めてゆく 不思議な道

サヨナラだけの手紙 迷い続けて書き
後[あと]は哀しみを持て余す 異邦人
後は哀しみを持て余す 異邦人