念一叨

天城越え
{Verse 1}

隠し切れない 移り香が
何時しか貴方に 染[し]み付いて
誰かに/盗[か]られる 暗[くら]いなら
貴方を殺して 良いですか

{Bridge 1}

寝[ね]乱[みだ]れて 隠[かく]れ/宿[やど]
九十九[つずら]折り 浄[じょう]蓮[れん]/の/滝[たき]

{Hook 1}

舞い上がり 揺れ落ちる
肩の向こうに 貴方 山が燃える

何が有っても もう良いの
くらくら燃える 火を/潜[くぐ]り
貴方と越えたい 天城越え

{Verse 2}

口を開けば 別れると
刺さった/儘[まんま]の 割れ/硝子[ガラス]
二人で/至[いた]って 寒いけど
嘘でも抱かれりゃ 暖かい

{Bridge 2}

わさび沢 隠れ径
小[さ]夜[よ]時[し]雨[くれ] 寒[かん]天[てん]橋[ばし]

{Hook 2}

恨んでも 恨んでも
体[からだ]裏腹[うらはら] 貴方 山が燃える

戻れ無くても もう良いの
くらくら燃える 地を/張[は]って
貴方と越えたい 天城越え

{Bridge 3}

走り水 迷い恋
風の群れ 天城/隧[ずい]道[どう]

{Hook 2}