念一叨

サクラ・フワリ
どこか どこか もっと遠くへ
行きたいそんな気がして
君に触れた指先ふわり
春は舞い降りてくる

言いたい事の その半分さえも
伝えられず 過ごした昨日
なのに不思議ね ふとこんな気持ちに
気付いて/終[しま]う とても好きだった

思い出/作[つく]り/重ねて行く 今日が有るのなら
何時か/又[また]/来る 此の場所に帰る日が きっと有る恥ずね

明日違う世界が見える?
裸[はだか]/の私の儘
一歩ふみだしたら夜空に
桜は/降[ふ]りそそぐよ

恋することも 自分だけで勝手に
難しく 為てたねきっと
あなたのことを あぁ前よりもっと
もっと深く/解[わか]りたい なのに

私の心揺れているよ 流れる/景[け]色[しき]/に
素直でいたいだから/急[いそ]ごう はじめての街 今目指して

明日 明日 扉を開けて
新[あたら]しい/旅に出よう
そして汽車が走り出したら
夢だけを見つめてる

どこか どこか もっと遠くへ
行きたいそんな気がして
二人手に為た其の /切[きっ]符に
桜は/降[ふ]り続くの